2020年05月19日

本屋を守れ


本屋を守れ 読書とは国力 (PHP新書) [ 藤原 正彦 ]


まず書店員さん!

本屋を今後どうしていくか、という具体的な提案とかは一切、載ってません!w

この本は読書論というより「日本スゴい」系の一冊かと。

著者は国家の品格をベストセラーとして送り出した数学者の藤原正彦さん。

反グローバリズム、反新自由主義の論客ですよね。

とにかく国語が大事!アメリカでは分数の通分も出来ない奴が日本人留学生と議論させるとコテンパンにやられてしまう、といった例を上げ、とにかく国語力だと数学者としてどーなんだ、という主張をしていますw

そして国語力、特に読書こそが大事!と話が進むわけですが・・・

正直、懐古趣味がひどいw復古主義といいますか。

江戸・明治あたりの日本を格別視してるんですね。

だから現在の教育を徹底的にdisります!w

まぁ、よくある、ゆとり批判です。

そして子供のスマホを取り上げてネット書店には課税を上乗せする規制して町の本屋を守れ!

インターネット、電子書籍もdisります!w

でもAmazonにはちゃんとKindle版も売ってますw

それはともかく。

自分も電子書籍なんかより「紙派」ですし、本屋大好きだから結論には異論無いんですけど。

それでも、ちょっと笑ったw

そこから最後は移民政策にも反対、と話が飛びますw

自分も反対だけど、これはひどいw

まぁ、ちょっとポジショントーク気味ではあります。

ただ、新型コロナでの日本人の対応や世界の趨勢を見ていくと、この反グローバル的な見方を一笑には出来ない。

そして日本人の民度は未だバカにしたもんじゃないと思いますよ、藤原先生?


思うに日本人は紙とネットのハイブリッド型になっていくんじゃないかと。

個人的見解ですけど、それがいいと思います。何より今の日本人だってバカにしたものじゃないよ、という思いもありますし。

コロナだって諸外国はもっと酷いことになってるじゃないですか?


著者の主張どおりグローバリズム自体への懐疑論も出てくるでしょうし、日本人は日本人の良さを伸ばしていけばいいんじゃね?と思いました。


実際には地方では、もう既に取り返しのつかないほど本屋は潰れてます。

だから自分には筆者の主張はどこか「おとぎ話」にも感じられました。


多少、主張にクセがありますが、面白かった!今年いちばん笑えた一冊かもしれないw


ラベル:藤原正彦
posted by イーディー山岡 at 22:45| Comment(0) | 読書めも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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